百田直樹さんの「海賊とよばれた男」(講談社刊)を読んで感動しました。上下二巻、総ページ数750ページと長編ですが、一気に読んでしまいました。2013年の本屋さんが選んだ本屋大賞にも選ばれた作品だそうです。百田直樹さんの「永遠のゼロ」も4年前に読みましたが、こちらも感動的でした。
「海賊とよばれた男」のモデルは出光興産の創業者、出光佐三さん(1885-1981)、明治、大正、昭和を生き抜いた日本人魂を持ったすごい人だと思いました。
私が育ったのが山口県でしたが、徳山の石油コンビナートを電車の窓から眺めた時、本の中にも書いてありましたが、別世界のような銀色の塔の美しさを今でも覚えています。赤いアポロのマークがメジャー系に対抗した民族系の石油会社出光興産だったことも懐かしく思い出されます。
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